Gabacho-NetのOCNエコノミー回線を契約したのは1999年4月です。当時は個人が独自ドメインを取得するのは今ほど簡単ではなかったので、OCNのサブドメイン「gabacho-unet.ocn.ne.jp」を割り当ててもらいました。
その後、2001年に
汎用JPドメインができ、個人でも簡単に独自ドメインを取得できるようになりました。そこで、2001年5月に「gabacho-net.jp」ドメインを取得し、2001年6月からその運用を開始して、「www.gabacho-unet.ocn.ne.jp」と「www.gabacho-net.jp」のどちらでも私のサイトにアクセスできるようにしました。
さて、
前回述べたように、コスト削減のためにOCNエコノミーをやめてフレッツISDNを使おうと考えました。自分でDNS(ドメインネームシステム)を運用しているgabacho-net.jpドメインは自分で移行することができますが、OCNで管理されているgabacho-unet.ocn.ne.jpドメインは、OCNエコノミーの解約とともに消滅することになります。そこで、それまでにgabacho-net.jpドメインを知れ渡らせる必要があります。
移行計画を思いついた2002年6月下旬、まず、
Gabacho-Netに旧アドレスでリンクしてくださっている人たちに新アドレスへの変更をお願いしました。相互リンクさせていただいている方々はすぐに直してくださいましたが、私が
Gabacho-Netへのリンクを検索して見つけたいくつかのサイトのオーナーさんからは返事が来ませんでした。まあしかたがないと思ってあきらめました。
2002年7月1日、ナローバンド化計画本格始動。「www.gabacho-unet.ocn.ne.jp」でアクセスしてきた人に対しては、「www.gabacho-net.jp」にアクセスしてくれるよう案内するページを返すようにウェブサーバの設定を変更しました。
同日、フレッツISDNの契約申し込み。その開通予定日の回答を受けて、7月4日にOCNの契約申し込み。7月11日にフレッツISDNが開通。OCNの利用開始は7月24日(開通は前日)。システムの動作確認と夏休み帰省の後、8月7日にDNSサーバを切り替え。8月11日午前0時にDNSの設定を変更して、フレッツISDN環境の新サーバにアクセスが来るように切り替えました。
DNSのアドレス情報の伝播遅れのため、3日間くらいは旧サーバへもwww.gabacho-net.jp宛のアクセスがあるだろうとは思っていましたが、この記事を書いている8月18日にもなお、わずかながら旧サーバへアクセスが来ています。
旧アドレスが有効だった時には、検索サイトで私のサイトがヒットするように検索してみると、ほとんど旧アドレスで出てきました。旧アドレス宛のアクセスに対して新アドレスを案内するページを返すように7月1日に設定を変更してから1ヶ月半ほどたった現在(8月18日時点)、ようやく新アドレスで出てくるページが増えましたが、なおも旧アドレスのページが検索されることもあります。それもあってか、8月11日から17日までの1週間に、新サーバへのアクセス回数(HTMLファイルへのアクセスをカウント)が約3,400回だったのに対して、旧サーバへのwww.gabacho-unet.ocn.ne.jp宛のアクセスはなおも約1,600回ありました。だんだん減ってくるとは思いますが、8月末にOCNエコノミーを解約するまでにそれがなくなることはないでしょう。
Gabacho-Netへ旧アドレスでアクセスしようとして「サーバが見つかりません」のエラーを見る人は、9月以降、必ずいるでしょう。しかし、検索サイトから旧アドレスの情報が消えるのを何ヶ月も待ちながらOCNエコノミーの料金を払い続けるわけにはいきません。移行に要する期間を2ヶ月と計画したのは適切だったと思っています。
ところで、旧アドレス宛のアクセスに対して新アドレスを案内するページは次のようにしました。
ところが、アクセス記録を調べてみると、旧アドレスできまぐれノートの記事などのコンテンツにアクセスしてきた人が引き続き新アドレスの同じコンテンツにアクセスした形跡はほとんど見受けられませんでした。多かったのは、新アドレスのホーム(トップ)ページへアクセスして、見たかったはずのコンテンツにはたどり着かないままそれっきり、または、そのあと再度旧アドレスのコンテンツへのアクセスを試みてそれっきりというパターンでした。パソコンの初心者だとおっしゃる方から「
モールス符号についてのページを検索したがたどり着けなかった」という問い合わせのメールが入ったこともあります。
そこで、案内をもう少し親切にしようと思って、次の表を書き加えました(右側の欄は実際には各コーナーへのリンクになっていますが、今後コンテンツが変わるかもしれないので、ここではリンクにしていません)。
キーボードを打ちたくない方は↓
ブラウザのアドレス欄にどう表示されていますか? |
こちらをお探しください。 |
http://www.gabacho-unet.ocn.ne.jp/ |
ホーム |
http://www.gabacho-unet.ocn.ne.jp/self-intro.html |
自己紹介 |
http://www.gabacho-unet.ocn.ne.jp/site-env.html |
システム環境紹介 |
http://www.gabacho-unet.ocn.ne.jp/tech-note/... |
技術ノート |
http://www.gabacho-unet.ocn.ne.jp/deo-sensei/... |
deo先生のやさしいネットワーク教室 |
http://www.gabacho-unet.ocn.ne.jp/attack-logs/... |
ネットワーク攻撃記録 |
http://www.gabacho-unet.ocn.ne.jp/software/... |
私のお気に入りソフト |
http://www.gabacho-unet.ocn.ne.jp/raib-ge/ |
RAIB_G Gabacho-Net edition |
http://www.gabacho-unet.ocn.ne.jp/j-rhyme/... |
日本語脚韻研究室 |
http://www.gabacho-unet.ocn.ne.jp/whims/whim0nnn.html |
きまぐれノート (nnnは記事番号です) |
http://www.gabacho-unet.ocn.ne.jp/moving-smiley.html |
動く顔文字 |
http://www.gabacho-unet.ocn.ne.jp/links.html |
リンク集 |
http://www.gabacho-unet.ocn.ne.jp/contact.html |
メールでのご連絡について |
http://www.gabacho-unet.ocn.ne.jp/en/... |
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しかし、これでも、新アドレスで目的のページにたどり着いた形跡はあまり多くは見受けられませんでした。
考えてみれば、検索サイトで私のコンテンツを検索した人のほとんどは、一目見て「このページには目的の情報はない」とわかったら、案内どおりに新アドレスにアクセスするよりも、ほかの検索結果を探そうとするのでしょうね。ほかに膨大な数の検索結果を得ていれば、私のコンテンツに何が書いてあるかを確認するために手間をかけるまでもないという道理です。
まあ、何ヶ月か後には検索サイトから私の旧アドレスの情報が消え去り、新アドレスの情報が蓄積されるでしょうから、いいんですけどね。